消費者金融の申し込みに必要な書類は、基本的に本人確認書類と収入証明書の2種類です。
運転免許証がなくても、マイナンバーカードで対応できる消費者金融は多く、書類の選択肢も豊富です。
この記事では、本人確認書類の種類と提出時の注意点、収入証明書が必要になる条件、アコム・アイフル・プロミス・SMBCモビット・レイクの主要5社の書類条件を解説します。
あわせて、スマホ・郵送・来店の提出方法ごとの特徴や、書類不備が審査に与える影響と対処法も紹介します。
消費者金融の申し込みに必要な書類は大きく分けて2種類

消費者金融の申し込みで用意する書類は、本人確認書類と収入証明書の2種類が基本です。
この2種類のうち、本人確認書類はほぼすべての申込者に必要ですが、収入証明書は借入額や他社との合算残高によって提出義務の有無が変わります。
貸金業法では、借入額が50万円を超える場合や、他社との合算残高が100万円を超える場合に収入証明書の提出を義務付けています。
書類の種類と提出条件を事前に把握しておくことは、融資の遅れを防ぐのに役立ちます。
本人確認書類は運転免許証やマイナンバーカードなど1点で対応できる
本人確認書類は、運転免許証・マイナンバーカード・パスポートなど、顔写真付きの公的書類1点で対応できます。
運転免許証を持っていない場合でも、マイナンバーカードやパスポートで代替できるため、書類の選択肢は複数あります。
- 1点で完結(顔写真あり):運転免許証・マイナンバーカード・パスポート
- 補完書類が必要(顔写真なし):住民票など
顔写真のない書類、住民票は、単独では本人確認書類として認められないケースが多く、別の補完書類との組み合わせが求められるのが一般的です。
主要な消費者金融では、スマートフォンで書類を撮影してアプリからアップロードする方法が主流になっており、来店しなくても本人確認を完了できます。
提出する書類は、記載内容が鮮明に読み取れる状態で撮影しましょう。
収入証明書は借入額や他社残高によって提出義務が生じる
収入証明書の提出義務は、貸金業法によって明確な基準が定められています。
申込先1社での借入額が50万円を超える場合、または申込先を含めた他社との合算残高が100万円を超える場合に、収入証明書の提出が法的に義務付けられます。
この基準を下回る借入額であれば、収入証明書の提出なしで審査を進める消費者金融が多いです。
| 条件 | 収入証明書の要否 |
|---|---|
| 借入額が50万円以下かつ 他社合算残高が100万円以下 | 原則不要 |
| 借入額が50万円超 | 提出義務あり |
| 他社合算残高が100万円超 (借入額が少額でも) | 提出義務あり |
収入証明書として認められる書類は、雇用形態によって異なります。
会社員であれば源泉徴収票や直近2〜3か月分の給与明細、フリーランスや自営業者であれば確定申告書、アルバイト・パートであれば給与明細や雇用契約書が対応書類として使えます。
収入証明書の提出が必要かどうかは申込前に確認できるため、借入希望額と現在の他社残高を整理してから申し込みましょう。
住所が本人確認書類と異なる場合は補完書類の追加が必要になる
本人確認書類に記載された住所と現在の居住地が異なる場合、そのままでは審査が通らない場合があります。
転居後に運転免許証の裏面へ新住所を記載している場合は、裏面も含めて撮影・提出することで対応できます。
裏面への記載がない場合や、住所変更の手続き自体が済んでいない場合は、公共料金の領収書・住民票・官公署発行の郵便物など、現住所が確認できる補完書類を用意する必要があります。
- 公共料金の領収書(発行から3か月以内)
- 住民票(発行から3か月以内・マイナンバー記載なし)
- 官公署発行の郵便物
補完書類として使える具体的な書類は消費者金融ごとに異なるため、申込前に各社の公式サイトで確認してから準備しましょう。
本人確認書類として使える書類の種類と提出時の注意点
消費者金融の申し込みで使える本人確認書類には、運転免許証・マイナンバーカード・在留カードなど複数の種類があります。
どの書類を選ぶかによって、提出時に必要な注意点や補完書類の有無が変わるため、事前に自分の手元にある書類の状態を確認しておくことが重要です。
特に現住所の記載状況や書類の有効期限は、審査に影響する要素です。
以下では、書類ごとの使用条件と提出時のポイントを確認しましょう。
運転免許証は現住所が記載されていれば1点で審査に使える
運転免許証は、現住所が正確に記載されていれば1点のみで本人確認を完了できる書類です。
引越し後に住所変更の手続きを済ませていない場合、表面の住所と実際の居住地が異なるため、そのままでは審査書類として受け付けてもらえないケースがあります。
- 有効期限が切れていないか確認する
- 裏面に住所変更の記載がある場合は表裏両面を提出する
- 住所変更未手続きの場合は住民票などの補完書類を添付する
- スマホ撮影時は文字が鮮明・四隅が切れていないか確認する
住所変更が未手続きの場合は、公共料金の領収書や住民票など現住所を証明できる補完書類を併せて提出することで対応できます。
有効期限が切れた運転免許証は本人確認書類として使用できないため、期限を事前に確認してください。
スマホのカメラで撮影してWeb提出する場合は、文字が鮮明に写っているか・四隅が切れていないかを確認してから送信しましょう。
マイナンバーカードは表面のみ提出し裏面の個人番号は提出不要
マイナンバーカードを本人確認書類として使う場合、提出するのは表面のみです。
裏面には12桁の個人番号(マイナンバー)が記載されており、貸金業者はマイナンバーを収集することを法律で禁じられているため、裏面の提出を求められることはありません。
- 提出するのは表面のみ(裏面の個人番号は提出禁止)
- 貸金業者はマイナンバーの収集を法律で禁じられている
- 誤って裏面を送信すると書類受理できず審査が遅延する
- 住所変更後は市区町村窓口でカード券面の更新が必要
マイナンバーカードは現住所が記載されているため、引越し後に住所変更の手続きを済ませていれば1点で本人確認が完了します。
住所変更の手続きは市区町村の窓口で行い、カードの券面情報を更新する必要があります。
手続き前の古い住所が記載されたままのカードは、補完書類が別途必要になる場合があるため、事前に状態を確認しておきましょう。
在留カードは外国籍の申込者が使える本人確認書類の一つ
在留カードは、日本に中長期滞在する外国籍の方が使用できる本人確認書類です。
在留カードには氏名・生年月日・住所・在留資格・在留期限が記載されており、消費者金融の本人確認に必要な情報を1点でカバーできます。
- 在留期限が3か月以上残っているか確認する
- 就労が認められている在留資格かどうかを把握する
- 引越しから14日以内に住所変更手続きを済ませる
在留資格によっては、就労が制限されている場合があります。
就労が認められていない在留資格での申し込みは審査通過が難しいため、自身の在留資格の内容を把握したうえで申し込みましょう。
在留カードの住所変更は、引越しから14日以内に市区町村窓口で手続きを行うことが義務付けられています。
記載住所が現住所と異なる状態で提出すると書類不備となるため、住所変更後は速やかに手続きを済ませてから申し込んでください。
収入証明書が必要になる条件と提出できる書類の種類
収入証明書の提出が必要かどうかは、借入額と他社との合算残高の2つの条件で決まります。
この条件は貸金業法に基づくもので、すべての消費者金融に共通して適用されます。
雇用形態によって使える書類の種類が異なるため、自分の状況に合った書類を事前に把握しておくことが、審査をスムーズに進める上で大切です。
給与所得者であれば源泉徴収票や給与明細、フリーランスや自営業者であれば確定申告書、パートやアルバイトであれば給与明細や雇用契約書が主な選択肢です。
借入額が50万円超または他社合算で100万円超になると提出義務が発生する
収入証明書の提出義務は、貸金業法第13条の2に基づいて定められています。
申込先1社での借入額が50万円を超える場合、または他社の借入残高と合算して100万円を超える場合に、収入証明書の提出が法律上の義務となります。
50万円以下の借入であっても、すでに他社から60万円を借りている場合は合算で100万円を超えるため、提出義務が発生します。
| 借入状況 | 収入証明書の要否 |
|---|---|
| 申込1社での借入額が 50万円超 | 提出義務あり |
| 他社残高との合算が 100万円超 | 提出義務あり |
| 50万円以下かつ 合算100万円以下 | 原則不要(任意提出を求められる場合あり) |
提出義務が発生しないケースでも、貸金業者が任意で収入証明書の提出を求める場合があります。
審査の段階で追加書類の提出を求められたときは、速やかに対応することで融資までの時間を短縮できます。
提出義務の有無にかかわらず、収入を証明できる書類を手元に用意しておくと、申し込みがスムーズに進みます。
給与所得者は源泉徴収票や給与明細で収入を証明できる
会社員やパート・アルバイト以外の正規雇用者が収入証明書として提出できる書類は、源泉徴収票・給与明細・住民税決定通知書の3種類が代表的です。
源泉徴収票は年間収入が一覧で確認できるため、多くの貸金業者で信頼性の高い書類として扱われています。
| 雇用形態 | 主な収入証明書類 | 備考 |
|---|---|---|
| 会社員(正社員) | 源泉徴収票 給与明細(2〜3か月分) 住民税決定通知書 | 源泉徴収票が最も信頼性が高い |
| パート・アルバイト | 給与明細(1〜3か月分) 雇用契約書 | 源泉徴収票があれば優先して提出 |
| フリーランス・自営業 | 確定申告書(第一表) 所得証明書 課税証明書 | 税務署の受付印または電子申告番号が必要 |
給与明細を使う場合は、直近2〜3か月分の提出を求められるのが一般的です。
住民税決定通知書は毎年5〜6月に市区町村から送付される書類で、前年の年収が記載されており、源泉徴収票と同様の証明力を持ちます。
どの書類を提出するかは貸金業者によって指定が異なる場合があるため、申し込み前に各社の公式サイトで確認しましょう。
フリーランスや自営業者は確定申告書が収入証明書として認められる
フリーランスや自営業者の場合、確定申告書(第一表)が収入証明書として広く認められています。
確定申告書には前年の事業所得が記載されており、税務署の受付印または電子申告の受付番号が付いているものが有効です。
- 所得証明書・課税証明書:市区町村窓口または税務署で取得(手数料300円前後)
- 事業開始直後で申告書なし:取引実績書類・預金通帳の写しで相談可能
- e-Taxで申告した場合は受付番号が確認できるものを用意する
確定申告書が手元にない場合は、税務署で所得証明書または課税証明書を取得することで代替できます。
所得証明書は市区町村の窓口でも発行されており、取得には本人確認書類と手数料(300円前後)が必要です。
事業を始めたばかりで確定申告書がない場合は、貸金業者に相談のうえ、取引実績を示す書類や預金通帳の写しで対応できるか確認してください。
パートやアルバイトは給与明細や雇用契約書で対応できる場合がある
パートやアルバイトとして働いている場合、給与明細と雇用契約書の組み合わせで収入証明書に代えられる貸金業者があります。
給与明細は直近1〜3か月分の提出を求められるのが一般的で、勤務先名・支払い金額・支払い日が明記されているものが必要です。
雇用契約書には月額給与や雇用期間が記載されており、安定した収入があることを示す補完書類として機能します。
源泉徴収票を受け取っている場合は、給与明細よりも証明力が高いため、手元にあれば優先して提出しましょう。
勤務先が小規模で給与明細の発行がない場合は、振込履歴が確認できる通帳の写しで代替できるか、申し込み先に事前に問い合わせてください。
消費者金融おすすめ5社の必要書類を比較
消費者金融を選ぶ際、審査の速さや金利だけでなく、書類の提出方法も重要な判断基準になります。
同じ本人確認書類・収入証明書を求める場合でも、スマホ撮影での提出に対応しているか、郵送物が届くかどうかは各社で異なります。
書類提出の手間や職場・家族への配慮を考えると、自分の状況に合った会社を選ぶことが審査をスムーズに進める上で欠かせません。
以下では、アコム・アイフル・プロミス・SMBCモビット・レイクの5社について、書類条件と提出方法の違いを比較します。
| アコム | アイフル | プロミス | SMBCモビット | レイク | |
|---|---|---|---|---|---|
| 必要書類 【本人確認書類】 | ・運転免許証 ・マイナンバーカード (表面のみ) ・パスポート (顔写真・住所記載部分) ・資格確認書 | ・運転免許証 ・マイナンバーカード (表のみ) ・特別永住者証明書 (特定特別永住者証明書) ・在留カード (特定在留カード) | ・マイナンバーカード ※1 ・運転免許証 (経歴証明書も可能) ・在留カード (特別永住者証明書も可能) ・パスポート ※2 | ・運転免許証 (運転経歴証明書) ・マイナンバーカード ・パスポート ※4 (顔写真および住所のページ) | ・運転免許証 (表・裏) ・マイナンバーカード (表面のみ) ・パスポート (写真・住所記載部分) ・資格確認書 (表・裏) ・在留カード (特別永住者証明書) |
| 必要書類 【収入証明書】 | ・源泉徴収票/支払調書 ・給与明細書 ・納税通知書 (住民税決定通知書) ・所得証明書 ・確定申告書 (青色申告決算書・収支内訳書) | ・源泉徴収票 (直近/最新分) ・給与明細書 (直近2ヶ月分) ・確定申告書 (青色申告決算書・収支内訳書) ・住民税決定通知書 (納税通知書) ・所得(課税)証明書 ・年金通知書 | 【収入証明書】 ・源泉徴収票 (最新のもの) ・確定申告書 (最新のもの) ・税額通知書 (最新のもの) ・所得(課税)証明書 ※3 ・給与明細書+賞与明細書 (直近2か月分・直近1年分) | ・源泉徴収票の写し ・税額通知書の写し ・所得証明書の写し ・確定申告書の写し ・給与明細書の写し ※5 (給与明細書の場合は、直近の給与明細書2か月分) | ・源泉徴収票 ・確定申告書 ・所得(課税)証明書 ・給与明細書 ・住民税決定通知書 /納税通知書 |
| 参考元 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
注釈
※1:通知カード、および現在お住まいの自宅住所の記載がないものは不可。
※2:2020年2月3日以前に申請し、発行されたもの。
※3:最新の日付で「収入額」と「所得額」の記載があるもの。
※4:2020年2月4日以降に申請されたパスポートは使用不可。
※5:賞与支給のある方は、年間の賞与額(夏・冬、各々)が確認できる賞与明細書も必要。
書類の提出方法はスマホ・郵送・来店の3つから選べる
書類の提出方法は、スマホ撮影によるWeb提出・郵送・来店の3つが主な選択肢です。
どの方法を選ぶかによって、審査完了までの日数や職場・家族への配慮のしやすさが大きく変わります。
即日融資を希望するならWeb提出がおすすめですが、書類不備が不安な方には来店提出が適しているといえます。
自分の状況に合った方法を選ぶことが、審査をスムーズに進める上で重要です。
| 提出方法 | 審査完了の目安 | 即日融資 | 郵送物 | 向いているケース |
|---|---|---|---|---|
| Web提出 (スマホ) | 最短当日 | 対応可 | なし設定可 | 急いで融資が必要な方 |
| 郵送 | 3〜5営業日 | 不可 | あり | スマホ操作が不慣れな方 |
| 来店 | 当日〜翌日 | 店舗により対応可 | 最小限 | 書類不備が心配な方 |
スマホ撮影によるWeb提出は即日融資を目指す場合に最短の手段
スマホで書類を撮影してアップロードするWeb提出は、書類提出から審査完了までの時間が短縮できる方法です。
申込から書類提出・審査・融資まですべてをオンライン上で完結できるため、来店や郵送の手間が一切かかりません。
アコムやプロミスなどの主要消費者金融では、スマホアプリまたはWebフォームから書類画像をアップロードする仕組みを導入しており、営業時間内であれば最短当日中に審査結果が出るケースもあります。
- 文字が鮮明に写っているか確認する
- 書類全体が枠内に収まっているか確認する
- 運転免許証は裏面に住所変更記載がある場合は両面を送信する
- マイナンバーカードは表面のみ送信する
書類画像を提出する際は、文字が鮮明に写っているか・書類全体が枠内に収まっているかを確認してからアップロードしましょう。
画像が不鮮明だと再提出を求められ、審査に時間がかかることがあります。
Web提出はまた、郵送物が自宅に届かない設定にできる会社が多く、家族への配慮が必要な方にとっても使いやすい方法です。
郵送提出は手元に書類がある場合でも審査完了まで数日かかる
郵送による書類提出は、書類が消費者金融側に到着してから審査が始まるため、どれだけ早く発送しても審査完了まで数日かかります。
通常、書類発送から審査完了まで3〜5営業日程度を見込む必要があります。
即日融資には対応できない方法であるため、融資が急ぎでない場合や、スマホ操作が不慣れな方におすすめです。
- 書類到着後に審査が始まるため即日融資には対応できない
- 原本を送る場合は返送対応の有無を事前に確認する
- 紛失リスク軽減のため簡易書留・追跡付き発送を推奨
- 審査通過後の郵送物(カード等)の有無も申込前に確認する
郵送提出を選ぶ際は、書類のコピーを送付するか原本を送るかを事前に確認してください。
消費者金融によっては原本の返送対応をしていない場合もあるため、原本を手元に残したい書類はコピーを送付するほうが無難です。
また、郵送の場合でも審査通過後に自宅へ郵送物が届く会社があります。
カード発行の有無や郵送物の種類については、申込前に各社のWebサイトで確認しておきましょう。
来店提出はその場で確認が取れるため書類不備によるやり直しが少ない
来店して書類を提出する方法は、窓口スタッフがその場で書類の内容を確認するため、不備があった場合にその日のうちに対処できます。
Web提出や郵送では書類不備の連絡が後日になることが多いのに対し、来店では不足書類をその場で指摘してもらえるため、審査のやり直しによる時間のロスが生じにくい点が強みです。
また、書類の種類や提出条件について不明点がある場合は、スタッフに直接質問できるため、初めて消費者金融を利用する方や、フリーランス・アルバイトなど雇用形態が特殊な方にも向いています。
来店提出の場合、店舗によっては即日融資に対応しているケースもあります。
審査完了後にそのまま融資を受けられる無人契約機を設置している店舗もあるため、来店前に最寄り店舗の対応状況を確認しておきましょう。
ただし、来店には移動時間がかかる点と、店舗の営業時間内に足を運ぶ必要がある点は、Web提出と比べたデメリットです。
職場や家族への配慮が必要な場合は、無人契約機の設置店舗を選ぶと、スタッフと対面せずに手続きを進められます。
書類の不備や不足が原因で審査に影響するケースと対処法
書類の不備や不足は、審査の遅延や否決につながる直接的な原因になります。
消費者金融の審査では、提出書類の記載内容と申告内容が一致しているかどうかを厳格に確認します。
住所の不一致や収入金額のズレは、申込者の信頼性を損なう要素として審査担当者に判断されます。
不備が生じた場合でも、補完書類を適切に準備することで対処できる場面は少なくありません。
自分の手元にある書類の状態を事前に確認し、不備が予想される箇所を把握した上で申し込むことが、審査をスムーズに進める上で重要です。
住所の記載が古い本人確認書類は審査に影響を与えやすい
運転免許証の表面に記載された住所が現住所と異なる場合、本人確認書類として有効性が低下します。
貸金業者は、申込者が実際に居住している住所を確認する義務を負っているため、住所の不一致は審査上の懸念事項として扱われます。
引越し後に免許証の裏面へ手書きで住所変更を記載した場合は、裏面の記載が現住所として有効です。
ただし、裏面の記載が読み取りにくい状態や、変更手続きが完了していない状態では審査に支障が出ることがあります。
- 免許証裏面に住所変更記載あり→ 表裏両面を提出する
- 裏面記載なし・変更手続き未了→ 住民票(3か月以内)を補完書類として添付する
- マイナンバーカード使用時→ カード面の住所と住民票の住所が一致しているか事前確認する
住所変更が済んでいない免許証を使う場合は、住民票(発行から3か月以内)を補完書類として添付することで対応できます。
マイナンバーカードを利用する場合も、カード面の住所と住民票の住所が一致していることを事前に確認してから提出してください。
収入証明書の金額と申告収入に差があると審査で不利に働く
申込フォームに入力した年収と、提出した収入証明書に記載された金額が大きく乖離している場合、審査で虚偽申告を疑われるリスクがあります。
給与明細を収入証明書として提出する際、月収を12倍にして年収を申告するケースがありますが、賞与や残業代が加算されていると実際の年収と計算上の数値がずれることがあります。
フリーランスや自営業者の場合、確定申告書の所得金額と申告収入を一致させることが必要です。
事業収入から経費を差し引いた所得金額が収入証明書上の金額として扱われるため、売上金額をそのまま年収として申告すると差異が生じます。
収入証明書を提出する前に、申込フォームへ入力した金額と書類上の金額を照合する習慣をつけてから申し込みを進めてください。
補完書類が揃わない場合は公共料金の領収書や住民票で代替できる
本人確認書類の住所が現住所と異なる場合や、書類の記載が不鮮明な場合は、補完書類を添付することで対処できます。
補完書類として広く認められているのは、住民票・公共料金の領収書・社会保険料の納付書などです。
公共料金の領収書は、電気・ガス・水道のいずれかで、発行から3か月以内のものが有効とされることが多いです。
- 住民票(発行から3か月以内・マイナンバー記載なし)
- 公共料金の領収書(電気・ガス・水道、発行から3か月以内)
- 社会保険料の納付書
- 収入証明書:源泉徴収票・給与明細・雇用契約書
住民票は市区町村の窓口またはコンビニのマルチコピー機で取得でき、発行手数料は300円前後が一般的とされています。
収入証明書が必要な場合は、源泉徴収票・給与明細・雇用契約書などと組み合わせて提出するのがおすすめです。
書類の不備が心配な場合は、来店申込を利用することで、窓口スタッフに不足書類を直接確認してから提出できます。
消費者金融の必要書類に関するよくある質問
消費者金融の申し込みに必要な書類について、実際に手続きを進める段階で疑問が生じることは少なくありません。
「収入証明書なしでどこまで借りられるのか」といった具体的な条件は、事前に把握しておくことで審査の遅延を防げます。
書類の提出方法や在籍確認の有無、住民票の扱いなど、細かい点を整理しておくと申し込み当日にあわてずに済みます。
ここでは、書類準備に関して多く寄せられる5つの疑問に対して、法定要件と各社の実務をもとに回答します。
収入証明書なしで借りられる金額はいくらまでですか?
収入証明書の提出義務が発生しない上限は、借入残高50万円以下かつ他社との合算残高が100万円以下の範囲です。
貸金業法に基づくこの基準は、すべての消費者金融に共通して適用されます。
つまり、初めて消費者金融を利用する場合でも、50万円を超える融資を申し込む時点で収入証明書の提出が必須になります。
- 申込1社での借入額が50万円以下
- 他社残高との合算が100万円以下
- 上記2条件を両方満たす場合のみ原則不要
- どちらか一方でも超えると提出義務が発生する
他社ですでに50万円以上の残高がある場合は、新たな借入額が少額であっても合算で100万円を超えると提出義務が生じます。
収入証明書なしで借りたい場合は、他社の残高も含めた合算額を事前に確認してから申込額を決めましょう。
書類の提出から即日融資まで何時間かかりますか?
書類提出から融資実行までの時間は、提出方法と申し込み時間帯によって大きく変わります。
スマホ撮影によるWeb提出を選んだ場合、書類の確認と審査が並行して進むため、最短で1〜2時間以内に融資実行まで到達するケースがあります。
アイフルやアコムでは、午前中に書類提出が完了すれば当日中の振込に対応している場合があります。
一方、郵送提出は書類の到着に数日かかるため、即日融資には対応していません。
来店提出は審査担当者がその場で書類を確認できるため、書類不備のリスクを抑えつつ当日中の融資を目指せます。
申し込みは各社の営業時間内に完了させる必要があるため、午後に手続きを始める場合は当日対応の締め切り時刻を事前に確認してから進めてください。
在籍確認なしで審査を受けられる消費者金融はありますか?
在籍確認の電話連絡を原則行わない消費者金融は存在しますが、在籍確認そのものが完全に省略されるわけではない場合が多いです。
在籍確認とは、申告した勤務先に実際に在籍しているかどうかを確認する審査手続きのことです。
電話連絡の代わりに、給与明細・雇用契約書などの書類で在籍を確認する方法を採用している消費者金融があります。
- アコム:原則として勤務先への電話連絡なし
- プロミス:原則として電話連絡なし(書類で在籍確認)
- SMBCモビット:原則として電話連絡なし
- ※申告内容に疑義がある場合は電話連絡が行われることがある
アコム・プロミス・SMBCモビットでは、書類による在籍確認で電話連絡を省略できる場合があります。
ただし、書類で在籍が確認できない場合や、申告内容に疑義がある場合は電話連絡が行われることがあります。
職場への連絡を避けたい場合は、申し込み時の備考欄や問い合わせ窓口で電話連絡不要の希望を伝えておきましょう。
住民票は本人確認書類として使えますか?
住民票は、本人確認書類または補完書類として認められる場合があります。
氏名・住所・生年月日が記載されているため、消費者金融によっては住民票を本人確認書類として利用できる場合があります。
ただし、運転免許証やマイナンバーカードと異なり、住民票は各社指定の発行期限内のものに限定されるケースが多いです。
マイナンバー記載なしを指定して取得してください。マイナンバー(個人番号)が記載された住民票は、提出を断られる場合があります。
また、住民票のみでは顔写真による本人確認ができないため、写真なし書類として扱われ、補完書類の追加を求められる消費者金融もあります。
手続きの手間を減らしたい場合は、顔写真付きで1点完結できる運転免許証やマイナンバーカードを優先的に使いましょう。
まとめ:消費者金融の必要書類は事前確認で審査をスムーズに進めよう
消費者金融の申し込みに必要な書類は、本人確認書類と収入証明書の2種類が基本です。
収入証明書については、借入額が50万円を超える場合、または他社との合算残高が100万円を超える場合に提出義務が生じます。
この2点を押さえておくだけで、書類準備の大半は整います。
提出方法はスマホ撮影によるWeb提出・郵送・来店の3つから選べますが、即日融資を希望するならWeb提出が最短です。
書類の記載内容と申告内容に食い違いがあると、審査担当者の判断に影響します。
申し込む前に、この記事で紹介した各社の書類条件と自分の状況を照らし合わせてみてください。
